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子ども向けオンライン英会話のメリットとデメリット

オンライン英会話のメリットとデメリット
オンライン英会話はSkypeを使ったインターネットのビデオ通話による英会話教室です。

色々な教室がありますが、メリット・デメリットは共通するものが多いのでまとめてみました。

目次

オンライン英会話のメリット

価格が安い

オンライン英会話の一番の特徴は、価格が安いこと。

スクールや教材で数万円以上のところが、オンライン英会話では月2、000円台からというのも普通です。

なぜ安いのか、その理由は

  • インターネットの通話を利用するので建物、設備が不要
  • 講師の就労ビザが不要
  • フィリピン人など物価の安い国の講師を採用
  • 市販の英語の本を教材にしてコストダウン

Skypeを利用するので、マイクとカメラがついたPCやスマホがあればレッスンができてしまいます。駅近くに建物を準備して、家賃を払いながら教室を運営する必要がありません。

なので大幅なコストダウンができるというわけです。

英語は長く学習するほど効果的なので、利用する側としては安いのはありがたいですね。

時間の制限が少ない

オンライン英会話では朝8:00~夜24:30の中から選択できるところもあります。子供向けでもそんな夜中のコースもあるんですね。

こちらの都合のいい時間を予約してレッスンを受けられるので、とても自由度が高いシステムになっています。

予約・キャンセルがWebでできる

予約やキャンセルは電話などせずにWeb上で全部できますので負担が少ないですし、キャンセルする時も数時間前まででもOKなので、突然予定が変わった時なども安心です。

マンツーマンのスクールなどでは直前にキャンセルするとキャンセル料が発生する場合もありますが、オンライン英会話教室では数時間前でもOKの場合がほとんどです。

送迎をする必要がない

自宅だけでなく、PCやスマホがあれば外出先、旅行先でもできるのがオンライン英会話の大きな特徴です。

外国人講師がいる教室に通うなら、送迎してあげる必要がありますが、オンラインなら送迎の必要がないので時間の節約になり、忙しいママの負担も軽減されます。

マンツーマンレッスンを受けられる

オンライン英会話は講師と直接ビデオ通話をするマンツーマン形式。

大勢を相手にするスクールとは違って、つまづいた時にはじっと待ってくれたり、どこが分からないのかやり取りをしながら進めることが出来ます。

相性のいい先生がみつかれば英語を学ぶこと自体も楽しくなりますし、ネイティブの人ならば相手の文化や考え方の違いなどに話が及ぶこともあり、マンツーマンレッスンで得られることはとても多いです。

講師を選べる

たくさんの講師の中から予約して受講するシステムがほとんどです。なので早めに予約すれば希望の講師からレッスンを受けることが出来ます。

スクールの講師は多くても数人というところが多いので、講師が色々選べるのは魅力です。

「今度はこの先生にしてみようか」とプロフィ―ルをみながら先生を選んで、合わなければ、あと腐れなく次回は別の先生を選ぶことが出来ます。

講師が変わってもレッスンの内容は引き継がれるところがほとんどですので、講師側で進み具合を把握したうえでレッスンすることができます。

家族が一緒に受けられる

マンツーマンと言っても、一緒に親兄弟が聞いていても全然問題ありません。

先生との会話に困った時でもママやお兄ちゃんお姉ちゃんが一緒に考えたり、サポートしてあげられますので、安心して受けることができます。

他の生徒はいませんから先生にしっかり対応してもらえますし、家族がそばにいるという状況は子どもにとっても心強いので伸び伸びとレッスンを受けられる子が多いようです。

話さざるを得ない

マンツーマンですので、何か話さないと会話が続きません。

分からない時でも最低「アイドンノー」は言わなければなりませんし、何が分からないのか、どうすれば良いのか、など説明してくれるのでそれが分かったかどうか答える必要があります。

やり取りがないと進みませんので、どんな状況でも何か話さなければならず、結果的にアウトプット能力が鍛えられることになります。

英語耳を育てられる

日本語にはない独特の発音やリズムは実際に聞いていないと分かりません。

また日本語と英語では使われる周波数が違うので、子供のうちから英語を聞かせることで耳を慣れさせてあげた方が良いです。

日本語は周波数が低く、英語は周波数が高い傾向にあります。英語には高い音の成分が多く含まれているという事です。日本語は125~1500「Hz]、英語は2000~12000[Hz]と使う周波数帯に大きなひらきがあります。英語と日本語の周波数
高い音の成分は「子音」です。英語は日本語よりも子音中心で様々な子音が高い周波数帯に位置しているので、母音中心の発音に慣れている日本人は英語が聞き取りにくく感じてしまうのです。

物理的には聞き取ることのできる周波数なので、多くは慣れの問題です。

聞き取りにくいものは真似しにくいので、子どものころから英語の音には触れていた方が良いですね。

オンライン英会話で幼いころから英語に接していれば耳が慣れて、大きくなってからも英語のヒアリングがラクになるでしょう。

 

オンライン英会話のデメリット 

人気講師の予約が取れない

Webでの簡単予約が魅力のオンライン英会話ですが、人気講師はすぐに予約が埋まってしまいます。

自宅で時間にしばられずに英会話ができるのがオンライン英会話の魅力です。

でも人気講師の予約を取るには空いてる時間を取らざるを得ない場合が多いので、オンライン英会話の良さがあまり生かされなくなってしまいますね。

そもそも講師の数が少なくてあまり選択ができないところもありますから、始める前に無料レッスンでよく確かめておくべきだと思います。

講師の質が色々

講師の質を上げるためのの研修や教育をしっかりと行っている会社もあるのですが、そうではない会社もあり、そのような会社では講義の内容は講師のレベルに左右されることになってしまいます。

また講師の種類も日本人のバイリンガルだけだったり、フィリピン人だけだったりと、運営会社によって実にさまざまです。

ネイティブ講師を期待している場合は、日本人講師のみのところではダメですし、フィリピン人では独特のなまりがあるのでイヤだという人もいます。

とにかく講師と合う・合わないが一番大事ですから、申し込む前に無料体験レッスンで事前に確かめておくべきですね。

講師のインターネット通信環境に左右される

フィリピン人に講師を依頼している会社では、回線が安定せずにノイズが入ったり接続が途切れたりする場合があります。

インフラの整備が十分でないフィリピンでは割と頻繁に停電が起こるため、個人の接続ではレッスンが不可能になってしまいます。

しっかりした運営会社ですと、講師用にレッスンのためのオフィスを準備しているところもありますが、低価格の会社では通信環境に不安がある場合も多いです。

講師がどこから接続してくるのかも申込前にチェックするポイントです。

細かな表情が分からない

カメラごしの映像になるので、どうしても細かい表情や動作、雰囲気が伝わりにくくなります。

子ども用の英語レッスンでは体をつかって教える事も多いのですが、カメラに写る範囲を気にしなければならなかったり、通信品質が悪いと画像が荒くなったり遅れたりして少しストレスに感じることがあります。

画面の前にずっといるのは集中力続かない

乳児期の子どもは飽きっぽく、実際その場にいない相手に対し興味が続かない場合があります。

子ども向けの場合、レッスン時間が大体30分以内に設定されていることが多いです。

自分の子どもがどのくらいなら集中していられるのか、会社ごとに比較しておくべきですね。

学習プログラムがいろいろ

格安の場合、学習プログラムは用意されておらず外国人講師と会話できるだけ、学習内容は講師と話し合って自分で決める。なんていうものもあります。オンライン英会話に慣れていればそれも良いでしょう。

きちんと学習プログラムを準備している会社もありますし、市販の教材を本屋やAmazonなどから購入して準備する必要がある場合もあります。

ホームページにどんな教材を使うか記載されていますし、事前にダウンロードしてみることができる場合もありますから事前にチェックするようにしましょう。

文法を学ぶには弱い

子ども用のオンライン英会話は大体30分以内で会話を中心に進めます。
なので文法など将来受験に必要になりそうな事は、あまり期待しない方が良いでしょう。

英語でコミュニケーションをとる事に慣れるということを目的にしていますから、リスニング、スピーキングの能力は鍛えることができますが、ライティングまでしっかりやりたいならオンライン英会話以外の教室や教材を検討した方が良いでしょう。

英語が苦手なうちはコミュニケーションが難しい

ネイティブで日本語ができない先生の場合、こちらからある程度の意思表示ができないと先に進まない場合がよくあります。

微妙な沈黙というか間ができてやりにくい雰囲気になってしまい、子どもも興味をなくしてしまう場合があります。

親が隣にいると、親を頼ってしまう場合もある

子どもがなかなかコミュニケーションが取れない場合、親がサポートしてあげると上手く進めることができます。

オンライン英会話は家族で参加できるのがメリットなんですが、分からない時に親に頼るクセがついてしまうことも。

「分からないながらも何とか自分でコミュニケーションをとる」ことがオンライン英会話での大きな目的の一つ。

物怖じしないでおしゃべりするようなお子さんならおすすめですが、甘えん坊の子にはちょっと厳しいかもしれません。

自宅なので気が散る

慣れた環境でストレスなくできるのはいいんですが、緊張感が無くて飽きやすくなるのもデメリットです。

講師によっては子どもが飽きたら「持ち物を見せて」とか臨機応変に対応してくれるのですが講師にばかり期待することもできません。

30分間くらい画面に向かって知らない人相手に集中できるかどうか、無料体験で試しておいた方がいいですね。

楽しむ内容が多いと、英語学習の時間が少なくなる

子ども向けのオンライン英会話は大体30分以内と時間が短く、勉強よりも英語遊びをする時間が長かったりしますから、不満に思う場合もあるかと思います。

私自身は、子どもの英語学習は「英語は楽しい」と感じておくだけで十分だと思うのですが、お金を払うからにはしっかりと学習させたいと思う方もいると思います。

安いとは言っても月に数千円の出費。オンライン英会話に何を求めていて、それを提供してもらえるのかを申込前にはっきりさせておきましょうね。

お試しでは分からないサポ―ト体制

お試しで感じが良かったら申し込みになると思います。

でもお試し時に起こらなかったハプニングが起こった時、サポートはどのようになっているのかも確認しておきましょう。

通信が途切れてつながらなかったり、キャンセルしたつもりが間違ってキャンセルになっていなかったり・・・。

Web上で完結するシステムだと、トラブルが起こった時に面倒なことになる場合があります。面倒ですが、同意事項などはあらかじめしっかり確認しておいた方が良いですよ。

まとめ

これまでのメリット・デメリットを表にしました。

オンライン英会話がご家庭に合うかどうか、参考になれば幸いです。

  メリット デメリット
  ・価格が安い
・時間のしばりが少ない
・予約キャンセルがWebで
・送迎をする必要がない
・マンツーマンレッスン
・先生を選べる
・家族が一緒に受けられる
・話さざるを得ない
・英語耳を育てられる
・人気講師の予約が取れない
・講師の質がいろいろ
・講師のインターネット通信環境
・細かな表情が分からない
・集中力続かない
・学習プログラムの欠如
・文法を学ぶには弱い
・初心者はコミュニケーションが難しい
・自宅なので気が散る
・親が隣にいると親を頼る
・楽しむ事が多いと学習が少ない
・お試しで分からないサポート体制

 

オンライン英会話の選び方と各社の比較を知りたい方は、次の記事もご覧ください